ページタイトル:深海神社のカツラ 当サイトのシンボルマーク

画像:深海神社のカツラ(幹と並ぶ) 名称 深海神社のカツラ (ふかみじんじゃのかつら)
名称の典拠 「Forest & Tree
樹種 カツラ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県中魚沼郡津南町中深海甲(中深見本村)
 〃 3次メッシュコード 5538−35−74
 〃 緯度・経度 北緯36度59分08.5秒
           東経138度40分23.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年9月27日

注1)「Forest & Tree」による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 群馬県の野反湖(のぞりこ)に源を発する中津川(なかつがわ)は、苗場山(なえばさん、2145m)と鳥甲山(とりかぶとやま、2038m)の間を割って北流し、JR飯山線津南(つなん)駅の南で、本流の信濃川に合流する。
 合流点付近は、信濃川(及びその支流)が造った大規模な河岸段丘で知られる。(地理の教科書に載ったこともあるように思う)
 谷間(たにあい)の集落から急勾配の斜面を登るきると、そこには川沿いの耕地とは比べものにならないほどの広大な水田が広がる。初めて訪ねた時の驚きは、今でも鮮明に思い出すことが出来る。
 左図のカツラが立つ深見神社は、国道405号から東に約450m。高低差150mほどの段丘斜面の下部。
 カツラは、社殿に向かって左手、境内平面の端。
 単幹で直立し、上空で太い大枝を広げている。根元に向かって幹囲が漸増し、美しいカーブを描いている。左図で、幹の輪郭だけを見せて樹種を問えば、カツラと答える人はまずいないのではないだろうか。
 樹勢が悪いようには見えないのだが、頂部が枯れかけてきたのが残念。
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