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名称 不動ねづれスギ (ふどうねづれすぎ)
名称の典拠 河北新報社「宮城の巨樹・古木」
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 4.1m(注2)
推定樹齢 300年(注1)
所在地の地名 宮城県栗原市栗駒鳥沢(注3)
〃 3次メッシュコード 5840−27−39
〃 緯度・経度 北緯38度51分44秒
東経140度59分09秒
天然記念物指定 なし(注4)
撮影年月日 2016年5月15日
注1)「宮城の巨樹・古木」による
注2)同上。同書では周囲長でなく直径(1.3m)で表されているが、円周率を掛けるとこうなる
注3)注2)2005年4月1日、栗原郡内10町村が合併して栗原市誕生。旧行政区は栗原郡栗駒町
注4)「宮城の巨樹・古木」では1965年11月12日に栗駒町から天然記念物指定を受けたと書いてある。また現地の標柱には「新山神社不動の杉」の名称で(栗駒)町指定文化財だと記されてるのだが、訪問時現在、栗原市公式サイトの文化財紹介ページに該当するものがない
旧栗駒町中心部の北方、鳥沢川(とりさわがわ)を遡ったところに、標高167mの小さな独立峰があり、その東麓に新山神社が鎮座する。
本殿の後方、斜面に立つスギが「ねづれスギ」と呼ばれている。当地方では「捻(ねじ)れる」ことを「ねづれる」と言うらしい。
左図を見れば、名前の由来は一目瞭然。樹皮が右回りに捻れているのだ。上方、梢に近づくほど捻れ方が大きくなる。
スギの樹皮が旋回模様を描くこと自体はよくあることだが、これだけ極端になると、やはり珍しい。(幹の下部に見えている程度では、それほど珍しくはない)
ただし、幹回りはやっと4mを超えた程度。巨木愛好者としては、もう少し大きさが欲しいところ。 |
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