名称　延命寺のゴヨウマツ （えんめいじのごようまつ） 名称の典拠　なし 樹種　ゴヨウマツ 樹高　２５ｍ（注1） 目通り幹囲　３．６ｍ（注1） 推定樹齢　１００〜１９９年（注1） 所在地の地名　新潟県中魚沼郡津南町赤沢（反里（そり）） 　〃　３次メッシュコード　５５３８−３４−９９ 　〃　緯度・経度　北緯３６度５９分５６．６秒 　　　　　　　　　　　東経１３８度３７分１１．５秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１９年１０月２１日 注1）環境省巨樹データベース（２０００年フォローアップ調査）による 　ＪＲ飯山線越後田中駅から北西に約１ｋｍの信濃川右岸（注2）。国道１１７号沿いの反里バス停近くから南に少し登ったところに真宗高田派護念山延命寺がある。 　本堂の裏手に左図のゴヨウマツが立つ。門前から見ても印象に残るほど、背の高いゴヨウマツだ。 　ちょうどご住職が外に出ておられたので、撮影許可を願い、快諾のお返事をいただいた。 　ゴヨウマツというと、盆栽の素材になることの多い樹種だが、盆栽で見るゴヨウマツとこのゴヨウマツでは、まるで姿が違う。人が手を加えないゴヨウマツは、アカマツやクロマツと異なり、真っ直ぐ伸びたがる性質を持っていることがよくわかる。 　背が高いので、相対的にあまり太く見えないが、幹囲３．６ｍは、ゴヨウマツとしてはなかなかの巨木である。 　延命寺のある津南町は、新潟県のなかでも特に豪雪地として知られる町だ。そんな雪をものともせず、ここまで大きくなったことに拍手を送りたい。 注2）千曲川は新潟県に入ると信濃川と名前を変える