ページタイトル:円田白山神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:円田白山神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 円田白山神社のスギ
    (えんだはくさんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 宮城県刈田郡蔵王町円田字白山
 〃 3次メッシュコード 5740−15−24
 〃 緯度・経度 北緯38度06分30秒
           東経140度40分41秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月13日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 円田小学校の北約400mの山裾に、白山神社が鎮座する。
 祭神は白山比盗_(しらやまひめのかみ。菊理媛神(くくりひめのかみ)とも呼ばれる)、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)、伊邪那美神(いざなみのかみ)の3柱。貞観年中(859〜77)に加賀国より勧請したと伝えられている。
 元和元年(1615)、伊達家の臣で当地の領主であった秋保信重(あきうのぶしげ)が大阪の陣に従軍する際、白山神社に武功を祈願。凱旋したのち、スギ苗250本を奉納して境内に植えたという。(宮城県神社庁の神社紹介ページによる)
 現在、私たちが目にする大杉は、その一部だと思われる。樹齢は約400年というところだろうか。平成14年(2002)には、「白山神社の杉並木」として蔵王町保存樹木第15号に指定された。
 左図は、参道石段の途中、向かって左手に立つスギ。境内ではこれが一番大きい。
 今では神木とされているようだ。 
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