ページタイトル:栄恩寺の枝垂桜 当サイトのシンボルマーク

画像:栄恩寺の枝垂桜 名称 栄恩寺の枝垂桜 (えいおんじのしだれざくら)
名称の典拠 山門内に掲示してあった説明文(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 9m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 新潟県上越市頸城区百間町(注3)
 〃 3次メッシュコード 5538−62−16
 〃 緯度・経度 北緯37度11分10.8秒
           東経138度19分43.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年4月12日

注1)ご住職が2004年春にまとめたもの
注2)上記説明文による(1998年測定値)
注3)2005年1月1日、広域市町村合併により上越市に編入。旧行政区は中頸城郡頸城村





 百間町は旧頸城村の中心地である。かつては頚城鉄道という鉄道も通っていた。
 その中央付近に真宗大谷派栄恩寺がある。
 案内板によると、栄恩寺は、このあたりの新田開発が盛んだった時代の慶長19年(1614)、現在の浦川原区今熊から現在地に移ってきたと言われているらしい。400年の推定樹齢は、その頃、この桜も植えられたと考えられたのだろう。
 この桜の開く頃、百間町町内会によって桜祭りが開催される。夜にはライトアップもされるそうで、檀家の方々のみならず、地元住民からも愛されている枝垂桜なのである。
 そうであっても、そこはやはり仏教寺院。山門内には、親鸞聖人の「あすありと思ふ心の徒桜(あだざくら) 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは」の言葉も添えてあった。
 なお、日本印度学仏教会創立者である東京大学名誉教授宮本正尊(みやもとしょうそん)博士は栄恩寺のご出身だそうである。
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