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名称 永寿の神木 (えいじゅのしんぼく)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 スギ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 宮城県気仙沼市本吉町下川内(注4)
〃 3次メッシュコード 5841−13−59
〃 緯度・経度 北緯38度47分49.0秒
東経141度29分21.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月16日
注1)設置者名・設置年月とも不詳。環境省巨樹データベースにもこの名前で登録されている
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記樹名板による
注4)2009年9月1日、気仙沼市に合併。旧行政区は本吉郡本吉町
気仙沼市役所本吉総合支所の東に、源義経の忠臣佐藤兄弟がらみの草創伝承を持つ御嶽神社(みたけじんじゃ)の里宮がある。
しかし、「永寿の神木」と呼ばれる御嶽神社の大杉が立つのはここではない。大杉は奥宮の方にある。
奥宮が鎮座するのは、標高163mの御嶽山々頂。(三角点の位置とは異なる場所だが、地形図で見ると、奥宮の場所も三角点と標高はほぼ同じ)
奥宮へは、里宮から西に1kmほど離れた津谷桜子(つやさくらご)地内にある津谷中学校の裏手から登る。ただし、入口に案内の類も、鳥居など神社を想像させる物もないので、わかりにくいかも知れない。とにかく、中学校の横を通って、高い方へ、高い方へと行けばよい。
奥宮への未舗装路は、小さめの車なら走行可能だが、入口の少し先がひどい悪路である。私は無理をせず、歩くことにした。(未舗装路の入口から奥宮参道入口までは約450m)
左図の大杉は、長さ170mほどの奥宮参道の途中、向かって右手の樹林内に立っている。あきらかに、樹林内の他の木々とは樹齢が異なるようだ。
神木とされているようで、注連縄はないが、根元に御幣がいくつか立ててあった。
上を見ると、枝がかなり太い。
失われた枝も多いが、失われた枝も、残された枝も、いわゆるオモテスギの太さではないようだ。
この力強い姿が、神木として崇敬を集め続けてきた理由の一つかも知れない。 |
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