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名称 街道の松 (かいどうのまつ)
名称の典拠 史跡指定名称(注1)
樹種 アカマツ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 3.3m(注2)
推定樹齢 180年(注2)
所在地の地名 秋田県秋田市雄和相川字銅屋(注3)
〃 3次メッシュコード 5940−21−85
〃 緯度・経度 北緯39度34分41.9秒
東経140度11分13.3秒
天然記念物指定 なし(注1)
撮影年月日 2019年5月16日
注1)天然記念物指定は受けていないが、史跡として文化財指定を受けている
注2)秋田県緑化推進委員会刊「秋田の巨樹・古木」による
注3)2005年1月11日、秋田市に合併。旧行政区は河辺郡雄和町
湯沢市と由利本荘市の境界を成す大仙山(920m)に発し、秋田県南部の大半の支流を集めて流れて来た雄物川(おものがわ)は、秋田空港の南で大きく蛇行する。
蛇行の内側。かつての流路の名残と思われる内沼の南を通る市道沿いに街道の松が残る。
2005年に秋田市教育委員会が設置した案内板によれば、『文政年代(1818〜31)に、相川の徳右衛門家ゆかりの正治郎氏の篤志によって、五穀豊穣と通行人の安全を祈念して植えられたものと伝えられている。往時は、道路の両側に数十本あって見事な松並木を形成していたが、現在は三本を残すのみ』とのこと。
左図は3本のなかの最大木。
枝を多く失って、樹形も歪んでしまったが、残された枝はしっかり葉を繁らせている。
松枯病に冒されることなく、元気に長生きしてもらいたいものだ。 |
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