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名称 岩上の洞杉 (がんじょうのどうすぎ) 名称の典拠 なし (私が勝手に命名) 樹種 スギ 樹高 約15m(注1) 目通り幹囲 6.1m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 富山県魚津市三ヶ(さんが) 〃 3次メッシュコード 5537−04−42 〃 緯度・経度 北緯36度42分25.3秒 東経137度31分22.0秒 天然記念物指定等 なし 撮影年月日 2003年6月7日 注1)私の目測値(私の目測法はここ) 蜃気楼で有名な富山湾沿岸、魚津市と黒部市を分けているのが片貝川だ。この片貝川をどんどん上流に登って行くと、いつしか道は細い林道となり、舗装も切れ、砂利道となる。悪天候の日には通行をためらわれるような崖下の道だ。「落石注意」の表示が真に迫ってくる。 その辺りが「洞杉(どうすぎ)」と呼ばれる立山杉の巨木の住処なのである。岩場で、巨木が育ちやすい土壌とは思えないのだが、進むにつれ、さまざまな姿形の、実に個性的な巨杉が次々にその姿を見せてくれる。まるで別世界に紛れ込んだようだ。 不思議なことに、洞杉は谷から大きく離れたところには見あたらない。片貝川の谷底に沿って帯状に分布しているようだ。洞杉の生育に必要な何かの条件が谷底に沿って満たされているものとみえる。 写真の木は、大岩の上から道路上に身を乗り出すように立っている。それで私の付けた名は「岩上の洞杉」。 |
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