ページタイトル:大日寺の大杉 当サイトのシンボル

画像:大日寺の大杉

画像:大日寺の大杉(幹と並ぶ)
名称 大日寺の大杉 (だいにちじのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 60m(注2)
目通り幹囲 9.4m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 高知県香美市物部町神池(注4)
 〃 3次メッシュコード 5032−47−60
 〃 緯度・経度 北緯33度43分40秒
           東経133度52分48秒
高知県指定天然記念物(1972年5月6日指定)
撮影年月日 2010年7月27日

注1)1982年6月、高知県緑化推進委員会と物部村が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年3月1日、香美郡内の2町1村が合併して香美市誕生。旧行政区は香美郡物部村(ものべそん)





 永瀬ダム湖の北、大倉山(標高602m)の北麓に女池(雌池)があり、その西に大日寺(大日堂)がある。
 かつて、この近くに神通寺という大きな寺があったようだ。ずいぶん立派な寺だったようだが、12世紀初頭には既に荒寺となっていたようだ。江戸時代後期までには廃寺となってしまったようだが、現在も神通寺の地名が残っている。
 この大杉と大日堂も神通寺の遺産の一つだ。
 大杉は、御堂に向かって右手の斜面に立っている。大杉まで細い踏み分け道があり、幹に直接触れることも出来る。
 大枝を比較的多く残し、今のところ、樹勢も良さそうだ。
 大杉が林立する物部川流域にあって、その頭領格の1本であろう。
 
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