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名称 大門坂の夫婦杉 (だいもんざかのめおとすぎ) 名称の典拠 なし(注1) 樹種 スギ 樹高 36m/39m(注2) 目通り幹囲 8.2m/8.2m(注2) 推定樹齢 800年(注3) 所在地の地名 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山 〃 3次メッシュコード 5035−47−02 〃 緯度・経度 北緯33度40分17.4秒 東経135度53分56.7秒(注4) 和歌山県指定天然記念物(1958年4月1日、「那智山旧参道の杉並木」として、大門坂の杉並木を一括指定) 撮影年月日 2014年3月18日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による 注3)上記樹名板による 注4)これは向かって右のスギの位置 熊野三山の一つ熊野那智大社は、那智の滝の近く、標高300mほどの山腹に鎮座する。今は神社のすぐ下までバス道路も出来ているが、かつては那智川の川原から200m強の標高差を歩いて登った。その表参道の主要部分が大門坂である。 石畳+石段の参詣道で、両側に続く杉並木の巨木が森厳な雰囲気を醸し出す。水平距離は約600m。 那智大社へのお参りも、もちろん目的の一つであるが、巨木ファンとしては、大門坂を歩かない手はない。坂の入口近くの県道脇には、立派なトイレなど設備の整った無料駐車場もあり、徒歩参詣者の便宜も図られている。 その大門坂で、最初に出会うのがこの夫婦杉である。参道の両脇に立ち、聖域に悪鬼が侵入するのを妨げる一対の巨大な仁王像のように思われた。 2本の大杉はほとんど同じような体格である。(どちらが「夫」で、どちらが「婦」なのだろうか) このあと、坂の途中でも多くのスギ巨木に出会うことになるが(それらについては、「大門坂のスギ」として、別のページで紹介することにしたい)、大門坂のスギたちのなかでは群を抜く大きさの夫婦である。 |
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