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名称 二荒山神社中宮のスギ
(ふたらさんじんじゃちゅうぐうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 栃木県日光市中宮祠
〃 3次メッシュコード 5539−03−89
〃 緯度・経度 北緯36度44分27.9秒
東経139度29分12.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年11月5日
注1)まったくの目分量
二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)は、宇都宮市と日光市の両方にあり、ともに下野国一の宮とされている。ここに取り上げたのは、平成11年(1999)、世界遺産(文化遺産)に登録された日光二荒山神社の方である。
二荒山とは男体山(なんたいさん、2484m)のこと。二荒山神社はこの山を御神体とする神社で、男体山頂に奥宮、南麓の中禅寺湖畔に中宮がある。
二荒山信仰は昔からよく知られていたようで、「二荒」を音読みした「にこう」が日光菩薩の音に通ずることから、日光の地名が生じたとする話も、よく知られるところ。
因みに、男体山の北東には女峰山(にょほうさん、2464m)もあり、両者を結ぶ稜線上には、大真名子山(おおまなこさん、おおまなごやま。2375m)、と小真名子山(こまなこさん、こまなごやま。2323m)がある。真名子は「愛子(まなこ)」のようにも思われる。神聖家族連山なのであろう。
標記のスギは、中宮の参道途中、随身門の手前、向かって左手に立つ。
右手のスギとともに、腰に注連縄を付けている。悪鬼どもには、ここから先は入らせまいぞ、という姿である。
大きさはまだ物足りないが、この付近では最も大きなスギのように思われる。 |
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