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画像:長法寺の榧_1

画像:長法寺の榧_2
名称 長法寺の榧 (ちょうほうじのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 7.4m(注2)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 福島県田村市船引町上移(かみうつし)字町(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5640−25−13
 
〃 緯度・経度 北緯37度30分52.2秒
           東経140度39分43.5秒
船引町指定天然記念物(1973年3月20日指定)(注3)
撮影年月日 2005年5月22日

注1)船引町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年3月1日、田村郡内5町村が合併して田村市誕生。旧行政区は田村郡船引町





 福島県内のカヤとしては、万正寺の大カヤ塩貝の大カヤに次いで第3位の幹囲を有する。2002年刊行の環境省「巨樹・巨木林フォローアップ調査報告書」では、全国でも8位にランクされる大カヤである。
 長法寺についてはよく知らないが、現在地に建てられたのは弘安年間(1278〜88)といわれ、大カヤもその頃に植えられたとされているようだ。
 本堂裏手の斜面に立っている。
 多くのカヤ巨木のように横に広がることはせず、太い主幹をまっすぐ伸ばして、スギやヒノキのように行儀の良い樹姿をしている。
 すぐそばまで道が切られているのも嬉しいことだ。杭とロープで、直接の接触は拒んでいるけれども、やはり近くで目の当たりにする印象は格別である。
 データほどは太いように思えなかったが、樹勢も良く、すばらしいカヤである。
 
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