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名称 長円寺のトチノキ (ちょうえんじのとちのき) 名称の典拠 なし 樹種 トチノキ 樹高 20m(注1) 目通り幹囲 5.0m(注2) 推定樹齢 200〜299年(注3) 所在地の地名 長野県茅野市玉川(穴山) 〃 3次メッシュコード 5338−71−76 〃 緯度・経度 北緯35度59分05.5秒 東経138度12分18.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2017年4月23日
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測 注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 天然記念物のモクゲンジが立つ長円寺からは、全部で4本の巨木が環境省巨樹データベースに登録されている。(モクゲンジは幹囲3m未満のため未登録) それらの中で最大の樹木がトチノキ。長円寺を去る前に一応確認しておくつもりだった。 環境省の幹囲データは446cm。しかし、対面した印象ではもっと大きそうだ。実測してみたら、502cmあった。 まるで狐につままれたようである。何故なら、1988年の報告値である旧環境庁資料でこのトチノキは374cmとされていた。2000年データはちょっとサバ読みなのではないかと思っていたからである。 それが実際はもっと遙かに大きかった。この生長速度には驚かざるを得ない。 この幹囲増加率から計算される年輪間隔は5mm強。葉を十分につけた健康なトチノキ独立木は、これほど急激に大きくなるものなのだ。認識を新たにさせられた。 叶うことなら、あと10年か20年たって、今度は葉のある時期に、また訪ねたいものだ。 |
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