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名称 千代蔵桜 (ちよぞうざくら) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 16m(注2) 目通り幹囲 4.3m(注2) 推定樹齢 200年(注2) 所在地の地名 長野県飯田市愛宕町 〃 3次メッシュコード 5337−26−16 〃 緯度・経度 北緯35度30分45.2秒 東経137度49分24.2秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2014年4月7日 注2)上記案内板による 飯田市役所の南、国道256号(三州街道)の「国合同庁舎前」交差点から東に入ったところに愛宕稲荷神社が鎮座する。神社は、天竜川の支流松川の左岸高台にあり、境内からは市街の建物がよく見える。 飯田市一番の桜古木「清秀桜」で知られる神社だが、境内には清秀桜のほかにも、立派な大桜がある。 「千代蔵桜」と名付けられたその大桜は、岬のように突き出た境内の先端部分に立っている。 案内板によれば、飯田藩家老安富氏によって愛宕稲荷神社に献納されたサクラらしい。知久町の黒田屋千代蔵がそれをこの場所に植えたのだという。(彼の名前をとって樹名とされたのだろう) ここからは、小さな谷を隔てて、かつての飯田城がよく見えたという。逆に、お城からもここがよく見えたことだろう。藩主に、また家老の安富氏によく見えるようにとの配慮があったと思われる。 要となる1本の大枝を失って、樹姿はやや乱れてしまった感があるが、全体にまだ若々しく、将来に向かって回復は可能なように思われる。 |
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