ページタイトル:千磐神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:千磐神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 千磐神社のスギ (ちわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注3)
推定樹齢 660年(注4)
所在地の地名 岡山県津山市加茂町知和(ちわ)(注5)
 〃 3次メッシュコード 5234−60−37
 〃 緯度・経度 北緯35度11分44.0秒
           東経134度05分10.5秒
津山市指定天然記念物(2008年10月30日指定)
撮影年月日 2022年3月25日

注1)2009年3月31日、津山市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ。なお社号の読み方について、岡山県神社庁の神社紹介ページや岡山県津山地方振興局の名木百選案内板では「ちいわ」神社とされているが、ここでは津山市教委設置の案内板に従った
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記環境庁資料では幹囲を497cmとしているが、実測したところ530cmになっていた
注4)市教委設置の上記案内板による
注5)2005年2月28日、津山市に合併。旧行政区は苫田郡加茂町





 JR因美線知和駅前から県道6号(津山智頭八東線)を900mほど東進すると、千磐神社のすぐ前に出る。
 神社の後方には標高756mの矢筈山が聳える。この山頂付近に、時の国人領主草苅衡継(くさかりひらつぐ)が天文元年(1532)から翌年にかけて築城した矢筈城(高山城)があったらしい。矢筈城は難攻不落の堅城で、宇喜多氏や羽柴秀吉からのたびたびの攻撃にも耐え、一度も落城することが無かったそうだ。(矢筈城跡保存会が設置した案内板による。なお矢筈城跡は岡山県指定史跡)
 拝殿の前に左図の大杉が立つ。双幹の大杉だ。
 左図でもお分かりと思うが、大杉には大きなフジが絡んでいて、臥龍藤(がりゅうふじ)と名付けられている。いったん地面で巻いたあとで大杉に取り付くことから「臥龍」に見なされたのだろう。
 フジの方は、1989年7月20日、大杉よりひと足お先に加茂町指定天然記念物となっている。(指定は合併後の津山市に引き継がれた。天然記念物指定名称は「臥龍藤(千磐神社の藤蔓)」)
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