ページタイトル:奉行杉 当サイトのシンボル

画像:奉行杉 名称 奉行杉 (ぶぎょうすぎ)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 スギ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府舞鶴市鹿原(かはら)
 〃 3次メッシュコード 5335−13−65
 〃 緯度・経度 北緯35度28分36.3秒
           東経135度26分44.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月11日

注1)スギを所有する金剛院が設置(設置年月不詳)
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 金剛院に至る途中の道路脇に立つ大杉。
 遠目には普通のスギだが、近づいてみると、枝振りが奔放で、一種の野性味が感じられる。育ちの良い「お坊ちゃん」のようなスギとはひと味違っている。それが伐られずに残された理由ではなかろうか。
 久安2年(1146)、鳥羽上皇(天皇在位1107〜23)の妃、美福門院(びふくもんいん)が慈恩寺(その本坊が金剛院である)に阿弥陀堂を建立。造営奉行だった平忠盛(たいらのただもり、清盛の父)がこのスギを植えたと伝えられているようだ。(参詣の際に金剛院よりいただいたパンフレットを参考)
 ということは、樹齢は800年を超えることになる。
 しかし、実のところは、もっと若いのではなかろうか。
 
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