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名称 菩薩寺のしだれ杉 (ぼさつじのしだれすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 33m/36m/35m(注2)
目通り幹囲 5.0m/4.1m/5.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(伝承1000年)(注2)
所在地の地名 新潟県佐渡市新穂田野沢(注3)
〃 3次メッシュコード 5738−03−36
〃 緯度・経度 北緯38度01分49.3秒
東経138度27分10.4秒
佐渡市指定天然記念物(2004年3月1日指定)
撮影年月日 2014年10月19日
注1)2013年2月に佐渡市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による。いずれも向かって左、中央、向かって右の個体の順にデータを列記
注3)2004年3月1日、佐渡島内の全市町村が合併して佐渡市誕生。旧行政区は佐渡郡新穂村
真言宗智山派宝智山菩薩寺は、加茂湖南部の高台を走る市道(?)沿い。佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションから直線距離で北方約1.6km。
山門前の大杉3本が天然記念物の「しだれ杉」である。
いずれもまずまずの巨木で、それら3本が協力して、切れ目のない大きな樹冠を作っているのだがら、全体としてはなかなかの壮観である。周囲に視界を遮るものがないので、遠くからもよく見える。
しかし、天然記念物指定の理由は、その大きさだけではないようだ。枝垂れ振りが見事なのである。スギであるから、シダレヤナギやシダレザクラのように、枝の最先端部まで下に向かうわけではないが、とにかく、頭上かなりの高さに発した枝が地面に着くところまで降りてきている。天晴れな枝垂れぶりと言うほかない。
大杉は、山門に向かって左に1本、右に2本。
右側の2本は根元が接していることから、環境省巨樹データベースでは、これらをまとめて8.8mの幹囲を計上しているが、現時点で2本合わせて1株と見るのは少々無理があるように思われる。 |
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