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画像:毘沙門堂の榧

画像:福応寺山門
 福応寺山門
名称 毘沙門堂の榧 (びしゃもんどうのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注3)
推定樹齢 800年(注2)
所在地の地名 宮城県角田市鳩原字寺
 
〃 3次メッシュコード 5740−06−65
 
〃 緯度・経度 北緯38度03分19秒
           東経140度49分06秒
角田市指定天然記念物(1991年5月28日指定)
撮影年月日 2006年8月23日

注1)1999年3月、角田市教育委員会が設置
注2)上記案内板による
注3)同上。案内板は「地際幹囲」と断っているが、幹はほぼ同じ太さで立ち上がっているので、そのまま使用した





 曹洞宗臥龍山福応寺の山門の先、左手に毘沙門堂があり、そこに大カヤが立っている。
 標記のカヤは向かって右手。地面からまっすぐ立ち上がり、高さ7mほどで2幹に分かれている。単幹の幹姿はなかなか立派だが、周辺の灌木が邪魔をして、よく見えない。
 向かって左手にもカヤが立ち、こちらは細いが、姿はいい。
 平凡社「宮城県の地名」や案内板を総合すると、福応寺の開創は明応元年(1492)。片平家の菩提寺として安積郡(現福島県郡山市)に創建されたが、同氏の領地替えに伴い、慶長11年(1606)現在地に移った。
 毘沙門堂の造営は正徳4年(1714)。本尊の毘沙門天像は、両脇に吉祥天女と善尼童子を従えた三尊像で、片平氏の守り本尊だったと伝える。角田市指定文化財。寺では運慶作と伝えているが、真偽は不明。
 
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