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名称 毘沙門の森のアカガシ (びしゃもんのもりのあかがし) 名称の典拠 天然記念物指定名称を参考(注1) 樹種 アカガシ 樹高 18m(注2) 目通り幹囲 7.4m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 徳島県三好市井川町井内東(注3) 〃 3次メッシュコード 5033−77−82 〃 緯度・経度 北緯33度59分28秒 東経133度54分06秒 三好市指定天然記念物(1992年2月27日指定) 撮影年月日 2013年3月22日 注1)平成19年発行の三好市勢要覧によれば、天然記念物指定名称は「毘沙門の森(アカガシ)」というようだ 注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による 注3)2006年3月1日、三好郡内の4町2村が合併して三好市誕生。旧行政区は三好郡井川町 井内小学校の南600mほどで県道140号と別れ、さらに井内谷川の谷を遡る。谷の最奥部は、岩坂という集落である。 このアカガシは、集落への登り道の入口に架かる小さな橋の手前から東に分かれて、新田神社に至る道の途中にあるのだが、訪問時現在、国土地理院の2万5千分の一地形図にはこの道が描かれておらず、また新田神社も描かれていないので、わかりにくいかも知れない。岩坂集落でお尋ねになるのがよいと思う。 新田神社への道は、入口こそ舗装されているものの、途中からひどい道になる。地上高のある小型の四輪駆動車以外は進入しないのが無難だろう。(私自身も、場所を教えてくださった方から同じ忠告を受け、それを守って良かったと思う) 分岐点に車を置き、歩き始めて約15分。左手の林内にアカガシの姿が見えた。 主幹は道路側にかなり傾き、そして途中で失われている。幹の太さ自体は、アカガシ巨木として、そう大したものではない。 しかし、異常に大きく広がった地際の姿がなんとも良い。板根のようになってくねくねと、縦横無尽に伸びている。こんな姿は、他のアカガシでは見ることが出来ない。幹の太さとはまた別の力強さだ。 それが、このアカガシの身上であろうと思われる。 |
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