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名称 大川上美良布神社のスギ
(おおかわかみびらふじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 1000年(注2)
所在地の地名 高知県香美市香北町韮生野(にろうの)字大宮
〃 3次メッシュコード 5033−36−72
〃 緯度・経度 北緯33度38度59.5秒
東経133度47分00.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年7月27日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)高知県緑化推進委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)
美良布神社とは変わった社号だ。平凡社「高知県の地名」で調べてみると、かつては「みらふ」と読んだようで、「ミラ」は韮の古称だという。地名の韮生が美良布となったらしい。
延喜式神名帳に名の載る古社で、歴代領主の保護を得て、今日まで栄えてきたようだ。嘉永5年(1852)には正一位の神階を授けられた。
現在の社殿は明治2年(1869)に建築された比較的新しいものだが、昭和28年(1953)1月16日、高知県文化財に指定されている。
同じ年に通夜殿なる建物も建築された。内部に回り舞台を備えた建物で、この舞台では狂言が行われたらしい。狂言は元禄時代(1688〜1704)より続く年中行事だったという。
このように古い歴史を有する神社なので、神木の大杉の樹齢も多めに1000年とされている。しかし、ちょっとサバを読み過ぎているのではなかろうか。 |
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