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名称 別子山のエドヒガン (べっしやまのえどひがん) 名称の典拠 なし(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 25m(注2) 目通り幹囲 12.4m(注2) 推定樹齢 300年以上(注3) 所在地の地名 愛媛県新居浜市別子山乙(注4) 〃 3次メッシュコード 5033−63−25 〃 緯度・経度 北緯33度51分31秒 東経133度26分18秒 新居浜市指定天然記念物(2013年3月13日指定) 撮影年月日 2013年3月23日 注2)環境省巨樹データベース(1996年調査)による 注3)駐車場(?)にあった案内板(設置者名・設置年月とも記されていないが、金属製の立派なもの)による 注4)2003年4月1日、新居浜市に合併。旧行政区は宇摩郡別子山村 徳島県山間部にある下久保のエドヒガンが満開だったことに味を占め、探訪計画の一部を急遽変更して、別子山のエドヒガンを訪ねた。 しかし、こちらは、まだ蕾が堅かった。残念。枝振りを鑑賞するにとどまるほかない。 そもそも今年は花芽そのものが少ないようにも思われた。ウソにでも食べられてしまったのだろうか。(負け惜しみではないつもり) ところで、このサクラが立つ場所だが、V字谷を成す銅山川右岸の中腹。横道集落から大野集落に向かう市道の途中、緩い右カーブの外側(左側)に、このサクラへの案内表示が出ている。 その近くの駐車スペースに車を停め、そこからは山道を下る。緩い下り坂で、サクラまでの距離は約200m。危険な場所はない。 ただし、サクラの先は急斜面となって落ちている。いわば崖っぷちに立つサクラである。 立ち上がってすぐに複数幹に分かれ、それら全体が協力して、整った姿の樹冠を形成している。 環境省巨樹測定要項では、このような樹形の場合、幹囲の数値は、個々の幹囲の合計値とするよう定められている。そのため、実際に見た印象よりも大きな値となることが多い。 ここもそうなのかと思ったが、上記の案内板には、根回り12.41m、幹周り7.0mとあった。どうやら両者を混同して報告された可能性がある。(実際の幹周りはもっと細いように思われたが…) 新居浜市天然記念物となったことは、帰宅後に知った。私の訪問は、指定後10日目だったわけだ。だからと言って、どうということもないのだが、不思議に愉快な気持ちになるものである。 |
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