ページタイトル:愛宕庚申杉 ロゴ:人里の巨木たち

画像:愛宕庚申杉(幹と並ぶ) 名称 愛宕庚申杉 (あたごこうしんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 新潟県五泉市村松(学校町)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5639−41−24
 〃 緯度・経度 北緯37度41分32.9秒
           東経139度11分02.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年6月7日

注1)設置者名・設置年月とも不詳
注2)「新潟の大杉と天然杉」による
注3)上記案内板による
注4)2006年1月1日、五泉市に合併。旧行政区は中蒲原郡村松町





 旧村松町中心部の東に標高103mの愛宕山があり、その山頂近くに愛宕神社が鎮座している。
 案内板によると、古い昔、中王院の岩倉法印が山城国より勧請。当初はまさしく山頂にあったが、正保元年(1644)に領主の堀直吉が入封した際、現在地に遷し、村松城の鬼門除け守護神と崇めたという。
 現在、愛宕山の東斜面及び東麓は村松公園となっている。いわゆる市民公園で、サクラの名所として知られるが、陸上競技場や野球場などの体育施設も備えた総合公園でもある。
 一方、愛宕山の西斜面は、全体が樹林に覆われている。標記の大杉もそちら側。
 地図で見ると、市街地から愛宕山頂に向かってまっすぐ延びる遊歩道がある。今は裏参道とされているこの道(「いこいの道」)がかつての表参道だったのではなかろうか。大杉は、その参道入口に立っている。
 大杉の根元近くに、猿田彦神社と庚申堂を一つにまとめた建物がある。
 それが「愛宕庚申杉」の名前の由来だと思われる。
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