ページタイトル:威徳天神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:威徳天神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 威徳天神社のスギ (いとくてんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 奈良県宇陀市大宇陀麻生田(あそだ)
 〃 3次メッシュコード 5135−67−03
 〃 緯度・経度 北緯34度30分15.6秒
           東経135度54分58.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年5月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 宇陀市と桜井市との市境を成す国道166号女寄(みより)トンネルの東方、麻生田集落の家々から少し離れて、標高400mほどの山腹に威徳天神社が鎮座する。
 祭神は菅原道真(すがわらのみちざね)。貴族としては傍流ながら明晰な頭脳を買われて右大臣にまで出世したのち、政敵の讒訴によって大宰府に左遷され、失意のうちに生涯を閉じた人物である。
 道真の没後、都をさまざまな災禍が襲った。特に平安京内裏清涼殿への落雷で、道真を左遷した側の人物が死亡したことがあってから、人々はこれらの事件が道真の怨霊による復讐かも知れないと恐れた。
 怨霊を鎮めるため、道真を神として祀るようになったわけだが、その神号が天満大自在天神であり、また日本太政威徳天であるという。これが菅公を天神さんと呼ぶようになった謂われのようだ。(私の理解は正しくないかも知れない)
 麻生田バス停の近くから威徳天神社までの道は、狭くて急勾配で、途中に金網扉があったりするが、車でも行ける。神社前には駐車スペースもある。しかし、どこにも案内表示が無いのでわかりにくい。グーグルの航空写真で予め見当を付けておくか、集落内でお尋ねになるのがよいと思う。
 社殿に向かって右側、道路の横に立つ2本のスギが大きい。
 手前が環境庁データベースで幹囲490cmとされる個体だろう。実測幹囲は521cm。奥のスギはひと回り小さい。
 実際に数えたわけではないが、ほかにも9本。同データベースには合わせて11本のスギ巨木が登録されている。
 なかなかの巨木の森のようである。
ボタン:奈良県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る