ページタイトル:麻尾山のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:麻尾山のスギ_1

画像:麻尾山のスギ_2
名称 麻尾山のスギ (あさおやまのすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 7.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県糸魚川市橋立(注3)
 〃 3次メッシュコード 5537−35−69
 〃 緯度・経度 北緯36度58分22.1秒
           東経137度44分34.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年10月10日

注1)山名の読み方については未確認。「あさおさん」と読むのかも知れない
注2)「新潟の大杉と天然杉」による
注3)2005年3月19日、糸魚川市に合併。旧行政区は西頸城郡青海町





 えちごトキめき鉄道(旧JR北陸本線)青海(おうみ)駅の西から、県道155号(橋立青海停車場線)で青海川を遡る。
 県道は橋立(はしだて)集落で終わるが(正しくは県道の起点が橋立)、その先も広域基幹林道橋立上路線が続く。その名の通り、途中大平峠(おおひらとうげ)を越えて上路(あげろ)集落まで続く全長約8kmの林道だ。
 大平峠から3kmほど北方は親不知(おやしらず)海岸である。かつての主要街道北陸道(北国街道)は波打ち際を通っていたが、海が荒れた日などは波にさらわれて命を落とすこともあったのだろう。難所として有名な場所であった。
 当然、山中を迂回するルートもあったわけで、その迂回路もこの林道と同じく上路と橋立を結んでいた。(当時の道は坂田峠を経由していたようなので、現在の林道とは途中経路が異なる)
 標題の麻尾山は、大平峠のすぐ横の山である。標高は706mだが、峠の標高も630mほどあるため、標高差はわずか。しかも、峠から山頂下まで道があって、車で行ける。
 麻尾山の道は最初の駐車場まで舗装されており、その先は未舗装となるが、未舗装路の先にも第二の駐車場がある。左図の大杉は第二の駐車場の少し手前、すぐ道路脇に立つ。
 地表付近で多数幹に分かれ、樹高が低い。いわゆるウラスギの仲間だ。
 このスギに限らず、林道が尾根筋に沿って走る区間では、このタイプのスギが多いようだ。ただし、巨木は目につかなかったが。
 車窓から見た範囲では、左図のスギが最も太いように思われる。
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