ページタイトル:浅舞のケヤキ サイトのシンボル

画像:浅舞のケヤキ


画像:トゲウオが棲息する琵琶沼
 隣接するトゲウオ生息地
名称 浅舞のケヤキ (あさまいのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 8.1m(注2)
推定樹齢 500年以上(注3)
所在地の地名 秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5840−73−19
 
〃 緯度・経度 北緯39度15分46.5秒
           東経140度29分15.8秒
秋田県指定天然記念物(1968年3月19日指定)
撮影年月日 2007年8月6日

注1)平鹿町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年10月1日、横手市に合併。旧行政区は平鹿郡平鹿町





 旧平鹿町中心部に立つ大ケヤキ。
 案内板にケヤキについての説明があるが、ケヤキそのものについては、あまり伝えられている事柄がないようだ。「栽植か自然生のものか、又いつ頃のものかはっきりしない」とそっけない。
 が、ケヤキが立つ場所は、江戸時代の昔より、近隣の中心地であったと言ってよさそうだ。ケヤキの「西側に御役屋が建てられ、明治初期まで平鹿郡の司法、行政の中心であった」。御役屋はなくなってしまったが、その門だけは現存し、今は道を挟んで反対側の浅舞感恩講保育園の門となっている。
 また、ケヤキの横には、藩公佐竹義隆のタカを弔った鷹塚があり、精悍な顔つきをしたブロンズのタカと、その由来を記した案内板がある。
 さらに、小路を曲がったところは、トゲウオの生息地琵琶沼(県天然記念物)である。ここに棲息するトゲウオは、正式名をトミヨとイバラトミヨという2種で、この2種類が一緒に暮らしている場所は、国内に数ヶ所しかないようだ。池の縁には観察用の通路も設けてある。
 大ケヤキは、こんな環境に立っている。
 案内板のそっけない記述にもかかわらず、大きさ、姿、勢い、どれをとっても素晴らしい大ケヤキである。
 
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