ページタイトル:浅田神社のケヤキ サイトのシンボル

画像:浅田神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 浅田神社のケヤキ (あさだじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 栃木県佐野市馬門町字前原
 
〃 3次メッシュコード 5439−34−38
 
〃 緯度・経度 北緯36度17分04秒
           東経139度36分00秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年4月29日


注1)私の実測値(高地側の地上1.3mの幹囲を測定)





 走っている途中で目についたケヤキ。
 ずいぶん背が高い。樹高に目を奪われ、それほど太く感じなかったのだが、地上1.3mの幹囲は、実測で5.7mあった。こんな立派なケヤキが、どうして環境庁調査から洩れてしまったのだろうか。
 浅田神社は、社伝によれば景行天皇56年に勧請されたという。景行天皇は日本武尊(やまとたけるのみこと)の父とされている天皇である。神話の時代に近い話で、創立時期については、その信憑性について疑問を抱かざるを得ないが、永正5年(1508)銘の鰐口が現存しているらしいので、相当古くからあったことは間違いないのだろう。平凡社「栃木県の地名」によれば、かつては「天明総社」とか「阿曾大神宮」などと称していたという。そういえば、鳥居に「天命総社」と記された額がかかっていた。
 郊外の集落の、静かな環境にある神社である。

※ その後、根元から伐採されてしまったようだ。多少の空洞はあったようだが、倒壊を心配するような状況ではなかったのだが…。残念。(2016.11.13追記)
 
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