ページタイトル:穴門山神社のカツラ 当サイトのシンボル

画像:穴門山神社のカツラ 名称 穴門山神社のカツラ
    (あなとやまじんじゃのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 8.9m(注1)
推定樹齢 700年(注1)
所在地の地名 岡山県高梁市川上町高山市(こうやまいち)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5233−03−81
 〃 緯度・経度 北緯34度44分38.3秒
           東経133度23分31.9秒
岡山県指定天然記念物(1956年4月1日、「穴門山の社叢」の名称で境内の社叢を一括指定))
撮影年月日 2017年3月24日

注1)社殿近くに設置された「式内社穴門山神社」と題する案内板による。(設置者名・設置年月とも不詳)
注2)2004年10月1日、高梁市に合併。旧行政区は川上郡川上町





 弥高山(やたかやま、標高654m)の西。井原市(旧芳井町)との境界近くを走る県道77号(美星高山市線)の道路脇に穴門山神社への案内表示があった。
 県道は稜線近くを通るが、穴門山神社は谷底。家々からはずいぶん離れている。
 カーナビの地図で間違いないことは確認済みなのだが、道には落ち葉がつもり、滅多に車が通らない様子。「本当にこの道なの?」と思いつつも、舗装してあることに多少の心強さを感じながら下った。
 でも、訪ねる価値は十分にある。他では味わえない雰囲気を持つ神社なのである。
 とにかく、見上げるほど高く、急勾配の石垣がすごい。斜面中腹にある岩壁や鍾乳穴と高さをそろえて社殿を建築するために築いた石垣だと思うが、よくもまあ、こんな大きなものを作ったものだ。
 そして、その石垣の途中にカツラが聳えている。
 こんな場所に立つカツラも、他では見られまい。
 神社の案内板に、「株周囲八・九三メートル」とあった。センチメートル単位まで記してあるところをみれば、メジャーを当てて測ったのだろう。
 命綱をつけて石垣を下りて測ったのだろうか。
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