ページタイトル:天水分神社の大杉 ロゴ:人里の巨木たち

画像:天水分神社の大杉(幹と並ぶ) 名称 天水分神社の大杉
    (あめのみくまりじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 8.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 奈良県吉野郡天川村川合
 〃 3次メッシュコード 5135−26−98
 〃 緯度・経度 北緯34度14分42.1秒
           東経135度51分32.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月27日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 天川村役場の北東約500m、国道309号から県道21号が分岐する交差点の近くに天水分神社が鎮座する。
 ここは、多雨地域として知られる紀伊半島にあって、分水嶺をなす1千m級の山脈の南麓にあたる。当地に降った雨は熊野川となって紀伊半島東海岸に向かい、分水嶺の北に降った雨は吉野川(紀の川)となって紀伊半島西海岸に向かう。水分神がここに鎮座するのは、そんなことも関係があるのだろうか。
 社殿の手前、横一列にスギが並ぶ。
 ただし、標記のスギは、それらから少し離れて、向かって左の斜面に立つ。
 上部で大小3幹に分かれているが、下部はまったくの1本である。さすがにこれくらいになると、傍に立つと、圧倒的な大きさを実感する。
 天水分神社の神木とされているようだ。
ボタン:奈良県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る