ページタイトル:安倉八幡の大樟 当サイトのシンボルマーク

画像:安倉八幡の大樟(幹と並ぶ)

画像:安倉八幡の大樟
名称 安倉八幡の大樟 (あくらはちまんのおおくす)
名称の典拠 浅口市公式ウェブサイトの市指定文化財一覧表
樹種 クスノキ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 600年(注1)
所在地の地名 岡山県浅口市寄島町中安倉(注2)
 〃 3次メッシュコード 5133−54−87
 〃 緯度・経度 北緯34度29分36.1秒
           東経133度35分38.5秒
浅口市指定天然記念物(2011年10月25日指定)
撮影年月日 2022年3月28日

注1)岡山県緑化推進協会刊「新 岡山の巨樹老樹名木」による
注2)2006年3月21日、浅口郡内の3町が合併して浅口市誕生。旧行政区は浅口郡寄島町(よりしまちょう)





 浅口市は岡山県西部、瀬戸内海に面した市である。
 三郎島(名前は島だが今は陸続き)と帆崎の間に寄島漁港があり、その背後に、東から東安倉、中安倉、西安倉の集落が切れ目無く繋がっている。
 大樟の八幡神社が鎮座するのは、中安倉の山寄り。県道284号(東安倉鴨方線)のすぐ西。
 クスノキは参道の入口、石鳥居のすぐ先。神木とされているようだ。
 江戸時代末期までは、大樟の近くまで海が迫っていたらしい。天保10年(1839)、高渕冨造氏の始めた干拓事業によって、海だったところが陸地化された。その部分は「鳴滝新開」と呼ばれたという。(市公式サイトの文化財紹介ページによる) 多分、農地とするために干拓されたのだと思うが、今はほぼ建物で埋まっている。
 クスノキは樹勢が良さそうにみえるが、上記「新 岡山の巨樹老樹名木」によれば、近年、イエシロアリの被害があったようで、浅口市によって2015年にシロアリの駆除措置がとられたそうだ。
 大したことにならなくてよかった。
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