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名称 阿弥陀寺のモミ (あみだじのもみ)
名称の典拠 なし
樹種 モミ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県秋田市太平寺庭(たいへいてらにわ)字寺庭
〃 3次メッシュコード 5940−41−87
〃 緯度・経度 北緯39度44分14.8秒
東経140度13分13.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月16日
注1)注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)上記環境省資料では幹囲460cmとなっているが、明らかにもっと大きい。地上1.3mでは幹に多くの蔓が絡まり、直かに幹囲を測るのが困難なので、蔓の上から幹囲を測ったところ、523cmあった。メジャーが幹の表面から平均で3cm浮いていると考えて、上記幹囲を推定
太平川(たいへいがわ)に小黒沢川(おぐろざわかわ)が合流するあたり。合流点の北西に寺庭集落がある。
集落の南側、田圃より少しだけ高い位置に左図のモミが立つ。
仏堂らしき建物があって、墓地もある。また「南無阿彌陀佛」と刻んだ石碑もあり、昭文社の県別マップル(2003年刊)に「阿弥陀寺」と記されていたので標記のように名付けてみたが、ネットで調べてみると、寺院検索サイトにはかからない。現在は宗教法人としての寺院でないのかも知れない。
樹種の異なる3本の巨木があるということで訪ねた。データは1988年以前の調査によるものだから、今はもっと大きいはずだ。そんな期待もあった。
期待通り、4.6mとされたモミが現在約5.0m。4.1mとされたイチョウは(蔓の上から蘖を含めて測ったのだが)499cmになっていた。
残る1本はスギ。環境省資料ではこれが最大だったのだが、残念ながら枯死。白骨化した姿で立っていた。 |
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