ページタイトル:愛宕さんのケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:愛宕さんのケヤキ 名称 愛宕さんのケヤキ (あたごさんのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 7.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 奈良県宇陀市榛原赤瀬(注3)
 〃 3次メッシュコード 5135−67−57
 〃 緯度・経度 北緯34度33分01.0秒
           東経135度57分57.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月28日

注1)平成9年(1997)7月18日に奈良県指定保護樹木指定を受けたのを機に奈良県が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2006年1月1日、宇陀郡内4町村が合併して宇陀市誕生。旧行政区は宇陀郡榛原町





 東榛原小学校の北方約500m、道路を見おろすように立つケヤキ。ご覧のように、株立ちのケヤキだ。
 写真には、緑の葉がたくさん写っているが、撮影したのは3月。ケヤキ自身はまだ裸ん坊である。
 案内板によれば、愛宕神社の神木だという。でも、鳥居や社殿があるわけではない。近くに「愛宕山大地蔵権現」と刻んだ自然石の石碑があるのみ。(愛宕神社の本地仏は勝軍地蔵とされている)
 単幹の大ケヤキと比べれば迫力が劣るのは致し方ない。複数の幹のなかには、いつ倒れてもおかしくないほど腐朽が進んだものもあるが、大半は樹勢が良好な様子で、全体として大きな扇形の樹冠を戴いている。
 まだまだ大きくなることだろうと思われる。
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