|
名称 赤倉のカツラ (あかくらのかつら) 名称の典拠 なし 樹種 カツラ 樹高 25m(注1) 目通り幹囲 10m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 新潟県十日町市戌(いぬ)(赤倉) 〃 3次メッシュコード 5538−56−26 〃 緯度・経度 北緯37度06分18.3秒 東経138度49分28.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2019年10月21日 注2)全くの目分量(片側が崖のようになっていて測定できなかった) 県内各地を精力的に回っておられる「新潟の大杉と天然杉」のOさんから、すごいカツラがあったとメールをいただき、早速訪ねた。 確かに大きい。樹勢も悪くない。こんな巨大カツラが何故これまで世に出ることがなかったのだろうか。 巨木に無関心な友人でも、幹回り10mの巨木に興味を示さない者は殆どいない。でも、それは単幹での話で、このカツラのようなケースでは、「これも巨木なの?」と不審がられることもよくある。巨大な生命体としてでなく、木材としての大きさの観点で木を見ているのかも知れない。 このカツラが神木でもなく、根元周辺に信仰の印らしきものが見えないのにも、そんな理由がありそうだ。 十日町市街から南魚沼市との市境を成す清水峠に向かって、県道74号(十日町六日町線)を田川沿いに遡る。十日町側、最後の集落が赤倉。 県道沿い、集落の最上部に鎮座する神社の境内に左図のカツラが立つ。地理院地図に神社マークがなく、また県道から神社が見えにくいので、ちょっと分かりにくいかも知れない。(県神社庁の一覧表にも該当しそうな神社の名前がなく、神社名不詳) 黄葉にはまだ早かったが、一足早く散った葉がカツラ独特の芳香を放っていた。 中央部に、枯れた幹の残骸がいくつか見える。 現在のカツラは第二世代だと思われる。 |
||||||||