ページタイトル:兜台神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:兜台神社のケヤキ 名称 兜台神社のケヤキ
    (かぶとだいじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 29m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 315年(注1)
所在地の地名 秋田県横手市大雄字宮小路(注3)
 〃 3次メッシュコード 5940−03−16
 〃 緯度・経度 北緯39度20分42.2秒
           東経140度27分20.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年5月17日

注1)秋田県緑化推進委員会「秋田の巨樹・古木」による(同書には「阿気(あげ)の八幡様のけやき」の名前で載っている)
注2)地表面方1.3mの高さで実測
注3)2005年10月1日、横手市に合併。旧行政区は平鹿郡(ひらかぐん)大雄村(たいゆうむら)





 秋田自動車道横手北スマート・インターチェンジの西北西約5.4km。油川に架かる県道13号(湯沢雄物川大曲線、通称沼館街道)の阿気橋(あげばし)の北東に兜台神社が鎮座する。
 当地では阿気(あげ)八幡神社と呼ばれているのか、旧大雄村がその名前で縁起を掲示していて、八幡神社の由来として源八幡太郎義家の名が挙がっている。
 一方で、秋田県神社庁の神社紹介ページには、明治43年(1910)に八幡神社を兜台神社に改称したとあり、法人としての名称も兜台神社である。(社号柱も「兜臺(台)神社」)
 上記縁起には、征夷大将軍坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が戦勝のお礼に丘の上に兜を埋め社(やしろ)を建てたとの伝承も記されている。
 当地では、神社名について田村麻呂派と義家派との間でせめぎ合いがあったのだろうか。そんなことを勝手に想像してつい頬が緩んでしまった。
 閑話休題。
 二の鳥居と拝殿の間、拝殿に向かって左側に大きなケヤキが立つ。青々と大きな樹冠を戴いている。
 全体に若々しく、さすがに坂上田村麻呂や源義家伝説とは無縁のようで、縁起にケヤキは登場しない。
 「秋田の巨樹・古木」に載る幹囲は490cm。私の測定値は542cm。
 かなりのスピードで大きくなりつつあるようだ。
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