ページタイトル:実取阿波原地蔵のナツグミ 当サイトのシンボルマーク

画像:実取阿波原地蔵のナツグミ 名称 実取阿波原地蔵のナツグミ
    (みどりあばはらじぞうのなつぐみ)
名称の典拠 「おおたわら令和の名木選」選定名称」(注1)
樹種 ナツグミ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 2.7m(注2) 地際における値
推定樹齢 400年(注2) 親木から通算
所在地の地名 栃木県大田原市実取
 〃 3次メッシュコード 5539−27−09
 〃 緯度・経度 北緯36度50分15.1秒
           東経139度59分33.7秒
大田原市指定天然記念物(1968年7月26日指定)
撮影年月日 2024年6月29日

注1)天然記念物指定名称は単に「夏グミ」
注2)大田原市教育委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)





 JR東北本線野崎(のざき)駅の東3km程の所にニコン(栃木ニコン)の工場がある。
 大工場であるから従業員数も多いのだろう、工場敷地の西側に広大な駐車場が隣接し、そのうちの南西端にある駐車場の南側出入口のすぐ横に、左図の夏グミが立つ阿波原地蔵堂がある。
 ナツグミとしてはトップクラスの巨木だ。上記幹囲データは地際での測定値。ご覧のような樹形で、そこから上に向かって幹囲はむしろ増している。
 もしかして赤い実をたくさんつけている姿が見られるのでないかと期待していたが、訪ねるタイミングが遅過ぎたようで、一つも見つけられなかった。
 案内板によると、このナツグミの親木の幹が枯れた後、側枝が生長して現在の姿になったという。(親木の痕跡は見られない)
 よくここまで逞しく育ったものだ。
 樹冠の大きさ、元気の良さを加味すると、国内有数のナツグミ巨木と称してよいのではなかろうか。
ボタン:栃木県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る