ページタイトル:象山のカシワ 当サイトのシンボル

画像:象山のカシワ_1

画像:象山のカシワ_2

画像:駐車場近くから見た象山
 駐車場近くから見た象山
名称 象山のカシワ (ぞうざんのかしわ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カシワ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 長野県長野市松代町西条
 〃 3次メッシュコード 5438−61−65
 〃 緯度・経度 北緯36度33分21.4秒
           東経138度11分43.7秒
長野県指定天然記念物(1968年3月21日指定)
撮影年月日 2011年4月6日

注1)1984年3月10日に長野市と長野市教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による





 江戸末期の洋学者佐久間象山(さくましょうざん)の故郷松代(まつしろ)に、象山(ぞうざん)という名の小山がある。標高は476mだが、麓の町並みの標高も360mほどあるので、山頂まで登っても、高低差は110m余。
 その名を冠せられた県天然記念物の大カシワは、三角点が設置されたピークの東側直下。
 市街地から象山に登る道は二つ。一つは佐久間象山を祭神とする象山神社の近くに開いており、もう一つは、黄檗宗象山恵明寺の南、第二次大戦末期に軍部が築いた大規模な地下壕の入口近く。どちらを登っても、20分ほどだろうか。
 ただし、どちらの登山口近くにも駐車場がないので、少し離れた市営無料駐車場(象山記念館の前などに案内図あり)を利用されるとよいだろう。離れていると言っても、趣のある町並みを、登山口まで10分弱の散策。
 私は、山寺常山邸の庭園(見学自由)を抜け、土蔵の先の小さな門を抜けて、神田川沿いの道を右に進んだ。少し遠回りだが、早春の日射しに誘われて、水辺を歩いてみたかったのだ。
 象山神社の近くから山道を登った。配水池施設を過ぎると尾根道となり、遠くに北アルプスの峰々が白く輝いて見える。
 小休憩の後、もうひと踏んばり。ピークの手前に大カシワの案内標識があった。
 大カシワは、予想していたより小さかったが、いかにも老樹らしい樹肌と枝振りを見せてくれた。
 カシワからは、町並みがよく見える。
 駐車場に戻って、再び象山を見上げてみた。先ほどは気がつかなかったが、今度はカシワがよく見えた。
 
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