ページタイトル:是哉寺の地蔵ザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:是哉寺の地蔵ザクラ 名称 是哉寺の地蔵ザクラ (ぜさいじのじぞうざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 福島県田村市船引町芦沢(中ノ内)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5640−04−84
 〃 緯度・経度 北緯37度24分36.1秒
           東経140度33分23.9秒
田村市指定天然記念物(2013年2月13日指定)
撮影年月日 2019年4月22日

注1)田村市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)2005年3月1日、田村郡内5町村が合併して田村市誕生。旧行政区は田村郡船引町





 旧岩代町は、緩やかな起伏に満ちた田園地帯である。
 耕地を開くにはもちろん人の手が加わったわけで、自然のままというわけではないが、幾何学的な直線が優先する風景と違い、なんとなく心休まる。ほどほどの速度でドライブするのも、また心地よい。
 「是哉寺の地蔵ザクラ」は、そんな風景のなかの一本桜だ。周りを水田に囲まれた小山の麓に立っている。
 樹名の是哉寺はお寺の名なのだろうか。
 地蔵ザクラの西300mほどに是哉寺の地名が見えるが、寺社検索サイトで探しても是哉寺という寺は見つからなかった。かつてはあったが、今はもうないということかも知れない。とにかく、現況は、お寺の桜ではなく、風景のなかの一本桜である。
 花色の濃い、なかなか美しい桜だ。
 案内板によれば、「旧磐城街道の一里桜」、「種まき桜」とも呼ばれ、昔から親しまれ、大切にされてきたそうである。
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