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画像:前山寺参道のケヤキ(幹と並ぶ)

画像:前山寺三重塔
 前山寺三重塔(「未完の塔」)
名称 前山寺参道のケヤキ
   (ぜんざんじさんどうのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長野県上田市前山(まえやま)字上神戸
 
〃 3次メッシュコード 5438−41−06
 〃 緯度・経度 北緯36度20分30.4秒
           東経138度11分49.7秒
上田市指定記念物(1979年4月9日指定)(注2)
撮影年月日 2002年8月31日(左の写真)
        2010年12月17日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)「前山寺参道並木」として、ケヤキ・マツ・サクラなど、並木全体が記念物に指定された





 別所温泉の近くは、安楽寺・常楽寺・大法寺・中禅寺などの古刹が散在し、「信州の鎌倉」と称せられている。
 真言宗の独鈷山前山寺も、その一つ。弘法大師の創建と伝え、重要文化財の三重塔で有名な名刹である。塔は、各層に窓がないため「未完の塔」と呼ばれることもあるようだ。
 その参道並木全体が、上田市文化財とされている。樹種は多様だが、圧巻はこのケヤキである。根際の太さがそのまま立ち上がって、上へも下へもこのまま延長しそうな気配を漂わせている。この寸胴の主幹が、地上8m付近で失われてしまったのが残念だ。
 境内にはもう1本、目通り6.7mのケヤキもある。こちらは入ってすぐ、黒塗りの冠木門の脇に立っている。
 
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