名称　蔵王神社のクスノキ　（ざおうじんじゃのくすのき） 名称の典拠　なし 樹種　クスノキ 樹高　１８ｍ（注1） 目通り幹囲　９．３ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　徳島県徳島市南島田町 　〃　３次メッシュコード　５１３４−０４−９１ 　〃　緯度・経度　北緯３４度０４分４８．４秒 　　　　　　　　　　　東経１３４度３０分４４．１秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１０年７月３０日 注1）環境庁「日本の巨樹・巨木林　中国・四国版」による 　鮎喰川（あくいがわ）右岸、堤防から７００ｍほど離れた住宅地に、蔵王大権現を祀る小さな社がある。 　都市への人口集中がひどくなる前には、農地に浮かぶ島のようだったと想像するが、集合住宅や個人住宅が徐々に侵食し、今は僅かばかりの農地を残すのみである。 　周囲を玉垣で縁取った境内のほぼ中央に、クスノキが立っている。 　かつては背も高く、大きな樹冠を戴いていたことだろうが、現在まで残されている大枝の数は少ない。幹を失った痕の空洞も痛々しい。 　でも、決して樹勢は悪くない。氏子の方々をはじめ、大切に思ってくれる人がいるのだろう。