ページタイトル:杠葉尾春日神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:杠葉尾春日神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 杠葉尾春日神社のスギ
    (ゆずりおかすがじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 滋賀県東近江市杠葉尾町(注2)
 〃 3次メッシュコード 5236−53−00
 〃 緯度・経度 北緯35度05分36.4秒
           東経136度22分51.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年5月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年2月11日、近隣の1市4町が合併して東近江市誕生。旧行政区は神埼郡永源寺町





 杠葉尾は、愛知川(えちがわ)左岸、昔の八風街道(現国道421号)沿いの集落である。
 杠葉尾(ゆずりお)とは珍しい名だ。1992年に永源寺町が設置した案内板によれば、名の由来について2説あるという。
 一つは、当地にユズリハの木が多く生えていたからという説。
 そしてもう一つは、木地師の祖とされる惟喬(これたか)親王が、当地に来たことから。と言われても、それがなぜ杠葉尾(ゆずりお)なのかについては、よくわからない。文徳天皇の第一皇子であり、聡明の誉れ高かった惟喬親王でなく、第四皇子の惟仁親王が天皇となったことを、帝位を譲った、と見たものであろうか。
 春日神社は、集落のほぼ中央。参道は、街道に面している。
 大杉はご覧の姿。伐られた枝が、異様に見える。
 縦に長く裂け目が見られる。過去に落雷に遭ったのかも知れない。
 参道には、大きな切株がいくつも見える。かつては大杉が林立していたようだ。
 今は、この大杉だけになってしまった。
 
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