ページタイトル:柚木老松天満社の鳥居杉 ロゴ:人里の巨木たち

画像:柚木老松天満社の鳥居杉(全景) 名称 柚木老松天満社の鳥居杉
    (ゆうぎおいまつてんましゃのとりいすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 39m/39m(注2)
目通り幹囲 5.7m/5.6m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 大分県日田市前津江町柚木
 〃 3次メッシュコード 4930−76−08
 〃 緯度・経度 北緯33度15分20.8秒
           東経130度50分56.8秒(注4)
日田市指定天然記念物(2000年12月8日指定)
撮影年月日 2015年3月18日

注1)天然記念物指定名称は単に「杉」。これでは他と区別できないので、私のサイトでは標記のように呼ばせていただく
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)日田市内の文化財一覧表(PDFファイルをダウンロード可)による
注4)これは向かって右のスギの位置





 旧前津江村には老松天満社がいくつかある。大野に鎮座する老松天満社がよく知られているようだが、鳥居杉があるのは柚木(ゆうぎ)なので、お間違いなきよう。
 実は、この前日、その大野から出野(いずの)経由で柚木に向かった。ところが、出野と柚木を結ぶ道は通行止め。それで、翌日、改めて福岡県側から前津江町柚木を目指した。
 ここは県境の地である。すぐ先は福岡県だ。柚木から日田市街に向かうバス路線はなく、福岡県うきは市への路線はある。日田市よりうきは市の方がここでは身近なのかも知れない。
 老松天満社は、かつての柚木小学校の隣。小学校は2009年度を最後に廃校となったが、その跡が有効利用されているようで、今も周辺は整頓が行き届いている。
 拝殿の手前に2本の大杉が並ぶ。環境省巨樹データベースでは「鳥居杉」と呼ばれ、案内板では「門杉」とされているが、鳥居や門にしては、あまりにも拝殿に近い位置である。
 いずれも樹勢が良く、なかなか立派なライバル同士のように見受けられた。 
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