ページタイトル:油田家のメタセコイア 当サイトのシンボルマーク

画像:油田家のメタセコイア 名称 油田家のメタセコイア
    (ゆたけのめたせこいあ)
名称の典拠 「三重の巨樹・古木」(注1)
樹種 メタセコイア
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 4.4m(注3)
推定樹齢 60〜70年?(注4)
所在地の地名 三重県多気郡多気町車川(注5)
 〃 3次メッシュコード 5136−53−26
 〃 緯度・経度 北緯34度26分21.7秒
           東経136度26分59.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年3月28日

注1)公益社団法人三重県緑化推進協会が作成したウェブサイト
注2)上記「三重の巨樹・古木」による
注3)地表面から1.3mの高さにコブがあったので、それを避け、1.2mの高さで実測。441cmの数値を得た
注4)「三重の巨樹・古木」の記述内容から推測
注5)2006年1月1日、多気町に合併。旧行政区は多気郡勢和村





 紀勢自動車道勢和多気インターチェンジから、直線距離で6kmほど離れた谷間(たにあい)に車川(くるまがわ)の集落がある。
 車川で、上津又川・中津又川・下津又川の3つの流れが合流して濁川となる。そのため、このあたりは小さな盆地となっている。
 3つ目の下津又川が合流する地点の南東に、かつて油田家が屋敷を構え、造り酒屋を営んでいた。
 その後の経緯についてはよく分からないが、油田家はここでの醸造を止め、土地も町に寄付されたようで、現在では「油田公園」となっている。(従って、「油田公園のメタセコイア」と呼んだ方が適切かも知れない)
 三重県一とされるこのメタセコイアについて、上記「三重の巨樹・古木」に説明があるので、それをご覧いただきたい。(上のリンクから探すことが出来る)
 それによれば、昭和33年(1958)頃に植えられたのでないかと考えられているようだ。何年生の苗を植えたか不明だが、樹齢が私の年齢より若い可能性が大きいように思われる。
 それで、この大きさだ。
 私たちが出会う巨樹は、みな遥かに先輩であるのが普通だ。でも、メタセコイアに関しては、ほとんど全てが私の後輩である。
 私自身よりも遥かに巨大な後輩に、一種複雑な感慨を覚えた。
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