ページタイトル:遊子川の大銀杏 当サイトのシンボル

画像:遊子川の大銀杏(幹と並ぶ) 名称 遊子川の大銀杏 (ゆすかわのおおいちょう)
名称の典拠 環境省巨樹データベース
樹種 イチョウ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 12.7m(注1)
推定樹齢 770年(注2)
所在地の地名 愛媛県西予市城川町遊子谷(注3)
 〃 3次メッシュコード 5032−16−01
 〃 緯度・経度 北緯33度25分35.1秒
           東経132度45分46.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月14日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)現地の案内板(設置者名・設置年月とも不詳)による
注3)2004年4月1日、2郡にまたがる5町が合併して西予市誕生。旧行政区は東宇和郡城川町





 遊子川(ゆすかわ)は、明治22年(1889)に、かつての遊子谷村(ゆすだにむら)と野井村(のいがわむら)が合併して出来た村の名。今も遊子川小学校などにその名が残るが、その後、合併を重ねるにつれ、住所としての名称からは消えてしまった(遊子谷と野井川の名が復活)。それが、このイチョウが「遊子川のイチョウ」と呼ばれたり、「遊子谷のイチョウ」と呼ばれたりする理由だ。
 案内板によると、あるとき、台風で枝が落下し、人家に被害を与えたことがあった。それで、近隣話し合いの上、枝を落とすことになった。慣れた人夫が木に登り、いよいよ切り落とそうというとき、一斧も入れ得ず落下、負傷してしまった。以来、枝落としの話は立ち消えになったそうである。
 イチョウは、遊子川小学校の南南西約800m。県道267号(大茅辰ノ口線)脇の高台に立つ。多数の株立ち。近くで見ると、まるでカツラのような姿の大イチョウである。(左図の写真を見たら、殆どの人はカツラだと思うのでなかろうか)
 
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