ページタイトル:仏光寺のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:仏光寺のイチョウ 名称 仏光寺のイチョウ (ぶっこうじのいちょう)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 イチョウ
樹高 不明
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 大分県由布市湯布院町川北(荒木)(注3)
 〃 3次メッシュコード 4931−72−18
 〃 緯度・経度 北緯33度15分51.6秒
           東経131度20分52.1秒
由布市指定天然記念物(2007年6月29日指定)
撮影年月日 2017年4月6日

注1)由布市教育委員会が設置した標柱には「佛光寺のイチョウ」とあったが、由布市公式ウェブサイトの文化財一覧表に「仏光寺のイチョウ」とあったので、そちらの文字を用いた
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年10月1日、大分郡内3町が合併して由布市誕生。旧行政区は大分郡湯布院町





 別府温泉といえば、源泉数、湧出量ともに日本一の温泉として知られる。その温泉を供給しているのが、市街の西に聳える活火山鶴見岳(1375m)である。
 鶴見岳のすぐ西には豊後富士とも称される美しい山容を持つ由布岳(ゆふだけ、1583m、これも活火山)が聳え、その西麓には由布院温泉(=湯布院温泉)が涌く。こちらも有名な温泉地で、JR久大本線が大きくルートを曲げて由布院に駅を作ったことからもそれがわかる。
 観光客で賑わう由布院駅の近くから、鉄道に沿ってすぐ北を並んで走る市道がある。左図のイチョウは、その市道を走る時に必ず目にすると言ってもよさそうだ(脇見運転注意)。由布院駅を起点にすれば、直線距離で西北西に700mほどの位置。
 イチョウは、曹洞宗利生山仏光寺(正式には佛光寺)の山門を潜って右手。道路からは見上げるような位置だ。
 比較的樹齢の若いイチョウのようで、イチョウ本来の美しい樹形を持っている。
 私が訪ねたのはまだ裸の季節だが、晩秋には、黄に染まった美しい樹冠が見られることだろうと思われる。
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