名称　世継松　（よつぎまつ） 名称の典拠　現地の樹名板（注1） 樹種　アカマツ 樹高　２５ｍ（注2） 目通り幹囲　５．８ｍ（注2）　実際はずっと細い 推定樹齢　１００〜１９９年（注2） 所在地の地名　岐阜県高山市上宝町長倉（注3） 　〃　３次メッシュコード　５４３７−３３−２２ 　〃　緯度・経度　北緯３６度１６分３０秒 　　　　　　　　　　　東経１３７度２４分１７秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２００７年１１月４日 注1）設置者・設置年月とも不詳 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林　東海版」による 注3）２００５年２月１日、高山市に合併。旧行政区は吉城郡上宝村 　松枯れ病の大発生以来、各地の老松が次々と姿を消してゆく。この地方も例外ではない。 　会えないかも知れないと思いつつ、目通り５．８ｍのデータに期待を込めて、世継松を訪ねた。 　ところが、さっぱり場所が分からない。あちこちで尋ね、苦労の末にやっと対面することができた。場所は、廃村の奥、地図にない細い林道（？）の脇。これでは分からないのが当然だ。 　残念ながら、データは間違いだったようで、とても目通り５ｍはない。根回りでも４ｍ前後でなかろうか。 　私なりの基準では、よほどの特長でもない限り、目通り４ｍに満たないマツは、このサイトに載せないことにしている。世継松もそうするつもりだった。 　でも、どうやら樹勢が良くないようなのである。葉は全て、茶色または淡い黄緑色。枯れてしまうのではないだろうか。 　せめて最後の姿を留めておきたいと思い、掲載することにした。