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画像:吉田のイチョウ(幹と並ぶ)

画像:吉田のイチョウ(全景)
名称 吉田のイチョウ (よしだのいちょう)
名称の典拠 八十二文化財団ホームページ 「長野県の文化財」による
樹種 イチョウ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 8.6m(注1)
推定樹齢 伝承900年(注1)
所在地の地名 長野県長野市吉田3丁目
 〃 3次メッシュコード 5438−71−97
 
〃 緯度・経度 北緯36度40分05.9秒
           東経138度13分21.4秒
長野市指定天然記念物(1967年11月1日指定)
撮影年月日 2001年11月11日

注1)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 皇足穂吉田大御神宮(すめたるほよしだおおみかみのぐう)の御神木ということだったので、当該神社を訪ねたのだが、そこにはなかった。
 イチョウは長野電鉄の信濃吉田駅の近くにあった。昔、このあたりには北国街道が通っていて、近くには皇足穂吉田大御神宮の旧地があったようだ。ここが神社の旧地だと思っていたが、平成13年に銀杏ノ木保存会が立てた案内板によれば、明治初年に社地となったものらしい。
 ギンナンの実らない雄木だが、垂れ下がる気根を乳房に見立て、この木の皮を煎じて飲むと母乳の出がよくなるという伝説があるそうだ。
 「弘法イチョウ」とも呼ばれているようだが、肝心の弘法大師との関わりが不明である。
 
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