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名称 吉沢の田高杉 (よしざわのただかすぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 スギ 樹高 37m(注2) 目通り幹囲 8.7m+4.5m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川字吉沢(注3) 〃 3次メッシュコード 5237−35−98 〃 緯度・経度 北緯34度59分51.8秒 東経137度43分56.4秒 佐久間町指定天然記念物(2002年7月19日指定) 撮影年月日 2007年12月22日 注2)上記案内板による 注3)2005年7月1日、浜松市に合併。旧行政区は磐田郡佐久間町 深夜に家を出て、冬至の朝、7時半頃に着いた。どんより曇った日で、大杉の周辺はまだ薄暗い。 「時間の輪」でこの木の存在を知り、いつか行ってみたいと思っていた。 JR飯田線が愛知・静岡県境を越える辺りから、県道9号(天竜東栄線)を南下する。ところどころ、すれ違いもままならない細い道だ。「時間の輪」の説明通り、県道9号から旧龍山村への道が分岐する地点に大杉が立っていた。 最初に目にするのは、下図の姿。巨大なツクシん坊のよう。10本ほどの幹が一列横隊で並んでいるのを、横から見る感じ。 正面の姿は上図。これだけの横幅である。私の身長は178センチあるのだが、並ぶと、まるで小人に見える。 「田高杉」の名は、所有者の姓から。でも、このたび、天然記念物としての名称は、変更されることになったようだ。 2007年9月に発表された浜松市資料によれば、「吉沢のスギ」と改称されることが決まったらしい。それぞれの市町村が、それぞれの流儀で名付けていた文化財の名を、大合併を機に、統一感のある名に整えようというのだろう。 それにも一理あるが、独特の固有名が失われるのは惜しい。 せめて私のサイトでは「田高杉」の名で通したい。 |
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