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名称 吉原一本杉 (よしわらいっぽんすぎ) 名称の典拠 現地の案内表示(注1) 樹種 スギ 樹高 29m(注2) 目通り幹囲 5.1m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 静岡県静岡市清水区吉原 〃 3次メッシュコード 5238−43−96 〃 緯度・経度 北緯35度05分04.7秒 東経138度27分10.9秒 静岡市指定天然記念物(1988年1月21日指定) 撮影年月日 2020年3月16日 注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による 新東名高速道路と中部横断自動車道を結ぶ新清水ジャンクションの北側、東に向いた斜面に茶畑が広がる。「おかかえ茶園かねぶん」の茶畑である。 茶畑の下部と上部では300m以上の標高差があり、最高地点の高さは約510m。同社ウェブサイトによれば、「富士山と雲海の見える茶園」だとのことである。(私が訪ねた時も富士山がよく見えた) 左図の一本杉は茶畑の最高点近く。林道吉原峯山線(通称峯山林道)沿いに立つ。要は高い方へ、高い方へと登って行けば大杉のすぐ上に出るのだが、茶畑を縫う道は狭く、また作業道が多くて道に迷いやすいかも知れない。 静岡市文化財一覧表に「個人蔵」とあるので、一本杉は「かねぶん」の所有物だと思われる。 一部の下枝が葉を付けたままそっくり枯れている。折れているようには見えないのだが、何が原因なのだろうか。ただし全体としては、まだそんなに樹勢は悪くなさそうだ。 「かねぶん」でもこの大杉を大切にしているようで、同社のお茶の一部のブランド名にもなっており、また「吉原一本杉友の会」なる会も結成されているようである。 |
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