ページタイトル:草部吉見神社の御神木 当サイトのシンボル

画像:草部吉見神社の御神木 名称 草部吉見神社の御神木
    (くさかべよしみじんじゃのごしんぼく)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 45m(注1)
目通り幹囲 7.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 熊本県阿蘇郡高森町草部
 〃 3次メッシュコード 4931−11−37
 〃 緯度・経度 北緯32度46分57秒
           東経131度13分05秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月2日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)位置の精度にあまり自信なし





 草部吉見神社の主祭神は日子八井命(ひこやいのみこと)。「古事記」では神武天皇の皇子として登場する。
 草部吉見神社では、そのほか、日子八井命の妃、子、その妃などの一族あわせて、計12柱を祀っている。なかに阿蘇都彦命として阿蘇山の神である健磐龍命の名も見え、日子八井命の甥とされている。
 神社は東に開いた小さな谷の最奥部に鎮座している。道路は西の台地上を通っているものだから、詣でるときは長い石段を下らなければばらない。
 社殿が鳥居より低い場所にあるような配置の神社を「下り宮」というらしい。草部吉見神社は、鵜戸神宮(宮崎県日南市)、貫前神社(群馬県富岡市)とともに、三大下り宮の一つなのだそうである。(神社が設置した案内板より)
 境内にはスギ巨木が林立する。ほとんどが3〜4m台だが、旧環境庁資料では、推定231本。すばらしい森である。
 「御神木」の立札のある大杉は、本殿の右斜め後方(向かって左)。社殿を支える斜面下部から立ち上がっている。
 さすがに、ほかの木々とは貫禄が違う。
 樹齢も、社叢内でもっとも古いと思われる。
 
ボタン:熊本県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る