ページタイトル:吉田小学校庭の大欅 当サイトのシンボルマーク

画像:吉田小学校庭の大欅(幹と並ぶ) 名称 吉田小学校庭の大欅
    (よしだしょうがっこうていのおおけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 400年(注1)
所在地の地名 埼玉県秩父市下吉田(注2)
 〃 3次メッシュコード 5439−00−43
 〃 緯度・経度 北緯36度02分30.4秒
           東経139度02分07.5秒
秩父市指定天然記念物(1980年7月7日指定)
撮影年月日 2023年11月20日

注1)NPO法人 秩父の環境を考える会」が2011年に刊行した「秩父地方の巨木・名木」による
注2)2005年4月1日、秩父市に合併。旧行政区は秩父郡吉田町





 道の駅「龍勢(りゅうせい)会館」から直線距離で南西に約1km。吉田川右岸高台に吉田小学校がある。
 晩秋の月曜日、吉田小学校を訪ねた。大ケヤキに会うためである。
 先生の許可を得て樹下に立った。
 秩父市公式ウェブサイトの文化財紹介ページによると、かつてこの高台には秩父氏の居館があったらしい。そのころ、ケヤキが立つ場所は館の外周にあたる斜面上だったようだ。
 館の周囲は自然のままのなだらかな地形だったと思われるが、明治末年(1912)に小学校用地として整地する際、起伏を均して水平面を作ったのだろう。ケヤキの幹が1.8m(6尺?)ほど埋まったと言われているそうだ。
 その後、(多分近年になって)ケヤキの回りだけ少し掘り下げられた。整地前とまではいかないようだが、見た感じでは、埋まっているのはせいぜい数十センチというところだろうか。
 ケヤキは紅葉が進み、もう落葉が始まっていた。
 天気は快晴。青空を背景に西日を受けて輝いていた。
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