ページタイトル:世茂井神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:世茂井神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 世茂井神社のケヤキ
    (よもいじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 10m(注1) 実際はもっと高い
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長野県長野市川中島原(南原)
 〃 3次メッシュコード 5438−71−02
 〃 緯度・経度 北緯36度35分14.9秒
           東経138度09分02.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年5月3日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測(538cm)





 JR篠ノ井(しののい)駅から北東に約1.6km、市立昭和小学校からは南南西に600mほどのところに、世茂井神社が鎮座する。
 祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)。
 案内板によると、江戸時代半ばまでは「諏訪大明神」と称していたようだが、寛政9年(1797)、地名をとって世茂井神社に改称したいとの願いが聞き届けられ、以来、現社号を称するようになったという。
 当時の人口はどれくらいあったのか知らないが、時代が変わり、ここに鉄道が通るようになって、だんだん人口が増えたことだろう。幹線道路を一歩外れると多くの細い道が不規則に入り組んでいることから、それが想像できるように思われる。
 町の変化はこれにとどまらず、近年は大きな工場ができたり、長野保健医療大学ができたり、色々な商業施設が出来たりと、今も様変わりしつつある。
 そんななか、世茂井神社の境内は昔と変わらず憩いの場であり続けているようだ。
 訪問時には、祖父と思われる年配の男性が、自転車の練習にきたお孫さんと思われるお嬢さんを優しく見守っておられた。
 心を和ませてくれる良い風景だった。
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